経済的利益計算機

機会費用を考慮した真の利益を計算します。

事業から得られた売上高などの収益合計。
賃金、家賃、材料費など、実際に支払った費用。
その事業を選択したために諦めた利益(例:他で働いていれば得られた給料、資金を他の投資に回していれば得られた利息など)。

計算結果

経済的利益 (Economic Profit) とは

経済的利益とは、総収益から「明示的費用(実際に支払ったお金)」だけでなく、「暗黙的費用(機会費用)」も差し引いた残りの利益のことです。ミクロ経済学において、企業の参入や退出、資源配分の効率性を考える上で中心的な概念となります。

会計上の利益との違い

  • 会計上の利益: 総収益 - 明示的費用
    企業の財務諸表に記載される利益で、税金の計算などに使われます。
  • 経済的利益: 総収益 - (明示的費用 + 暗黙的費用)
    あるいは「会計上の利益 - 機会費用」とも言えます。投資家や起業家が「その事業を続けるべきか」を判断する際に重要です。

計算例

例えば、あなたが会社を辞めて自分のカフェを開いたとします。

  • カフェの売上(総収益):1200万円
  • 材料費・家賃など(明示的費用):800万円
  • 会計上の利益:400万円 (1200 - 800)

しかし、もしあなたが会社員のままであれば、年収500万円を得ていたとします。また、カフェ開店資金を投資に回していれば、年間10万円の利息が得られたとします。

  • 諦めた給料+利息(暗黙的費用/機会費用):510万円
  • 経済的利益:-110万円 (400 - 510)

この場合、会計上は黒字ですが、経済的には赤字(損失)となります。つまり、経済合理性の観点からは、カフェを開かずに会社員を続けていた方が得だったということになります。